小鳥ブラボー

こんちわ！マツリセイシロウデス。
今週は本誌が出ないのでみんなに忘れられないように長めのエントリを投稿します。

実は先日、愛文鳥を亡くしてから悲しみに打ちひしがれていたのですが、少し前から新しい相棒と一緒に暮らすことになりました。




それが彼女。シルバー文鳥の「もちこ」。





今日はこのもちこさんの可愛さを皆さんにお伝えせねばなりません。

それは先日、盆進行も終わって、次の仕事がゆるゆる始まろうとしていた矢先のことでした。私はすっかり遅くなってしまったネームをファックスして、担当Mからの電話を待っていたのです……
TELLLLLLLL
ピッ「あーどーもM村さん、お疲れさまッス。いやいや今回は特に難産で。やあどうもすみません。え？この先の予定ですか？え？ああ、次のネームを書き溜めて良いと？すると締め切りは…来週ですか。分かりましたー、ではよろしく」

そっかー、ネームに結構時間かかったからもう作画に入らないといけないかと思ってたよ。いや思ったより余裕あるな…ここ数年実家に帰ってないし、帰ろうかしら。
「ああもしもしー、俺俺。会社の金を使い込んじゃったから俺の口座に…おい待て切るな。あなたの大切な息子です！来週久しぶりに帰れそう。うん、じゃそういうことで」

というわけで思わぬ休みに浮かれつつ、次の回のネームを作っていたのです………
数日後。
「あー可愛いねえ可愛いねえもちこさんや、よーし良し良し」
といつものように手のひらに乗せた小鳥と戯れておりましたところ、一本の電話が鳴りました。
「はいもしもし…あ、M村さん、どうしました？はい……はい……はぁ…はぁハァ!?
「締め切りを間違ったぁ!?」
「え!?それじゃ休みは…え？」
「無い!?」
一度与えられたはずの猶予が実は単なるチョンボで時間の浪費だっただと!?
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……貴様…貴ッ様ぁ……！やっていいことと悪いことがッッ
ピッ？




「ああぁぁあぁあー」ヘヴン状態!!





「ああまあ…いや…仕方ないですね…とりあえずアシさんに聞いてみます」

というわけで一度休みを出したアシさんたちにもう一度連絡して何とか人数が集まりました。残念ながら数年ぶりの帰省もあきらめました。仕事です、仕方ありません。

「ああもしもし、M村さん？まあなんとかなりそうですけど…はい…はい…いやまあ…気をつけてくださいよ……マジで」「……そういえばM村さんも帰省の予定があるんでしたよね……それは？」
「予定通り帰る？」
ゴゴゴゴゴゴゴ……確かアンタ先月盆前のクソ忙しい時期に携帯の電波の届かない僻地の温泉に行ってたよな……命の洗濯とか言って……その前は北海道に嫁さんと旅行で……たらふく旨いもの食ってきたとか……土産話は聞かされたけどな……

ぴぴぴっ

モフモフシテルーーーーーッフゥーーーフゥーーー
「はぁ…仕方ないッスね…ある程度はお互い様だし」「んじゃ原稿上がったらまた」

というわけで文鳥は世界の平和を守っているのです。