お盆

久しぶりに昼間外に出て、人の居なさに驚く。
そういえばお盆でしたね。
人生が夏休みなので気がつきませんでした。

ところで先日担当さんにこんなものを頂きました。









コレは何かといいますと、PC操作をするときこのクッション部分に肘を置くと楽。というものです。
一般名称が良くわからない。ピザピザピザピザピザ…ピジ！確かにコレは楽。
いいものを有難うございます。

作業をしてると常時腱鞘炎状態なので非常に助かります。
人間の身体ってきっとマンガ描くようにはできてないんですよ。真円とか絶対描けませんし。
テンプレートとか使わないと無理じゃないですか。
個人的にテンプレートとか定規とか使うの嫌いなんですよ。扱いづらいし原稿汚れるし。
魂のないプラスチックごときに俺の生き方を決めて欲しくない…！
盗んだバイクで走り出す…！

良い話

夏です。
マツリです。
夏祭りといえば恒例お台場湾岸戦争なんですが
今年は一日目に行きます。
買い物オンリーなんですぐ帰りますけど。

とらの○なに並ぶくらいなら会場行ったって同じだから
という結論の下にね。

それはさておき、マイティハートのことにも一応触れておきます。
まずは左の画像をご覧ください。

再開第一話に使われる擬音です。
たまたま別のファイルに取ってあったんでここにアップ。
夏休みが暇で暇で仕方ない方は、
ここにある擬音をすべて使って話を修復してみるのも乙です。
少なくとも「徒労」という言葉を体現できること請け合いです。

 

ところで先日、実家から電話がかかってきまして「掲載される雑誌と発売日を教えろ」と言うのです。
「少しでもアンケートに貢献したい」という有りがたい親心だったのです。
ありがとうお母さん！病気療養中の身でありながら俺のことを心配するなんて…なんというドラマ！むせび泣きに声も途切れつつ応える俺。

「そんなん良いから金貸してくれ」

ギャース！年金暮らしの両親に金をせびる馬鹿息子ここにあり！
だって親に読まれるような漫画は描いてねえー！！
三流バカエロ作家ですよ俺は！

まして何冊も買うじゃないですか…絶対…
しかもその分、毎週楽しみにしてくれている少年たちの手に雑誌が渡らないことになるんですよ！
そんなの…耐えられないYO☆

親の目線が気になると、悪徳ペット業者に虐待された犬を助け出すような良い話を俺も考えなきゃいかんような気がしてくるじゃないですか！
そういうのはもっと素敵な漫画家先生にお任せしてですね、俺は下衆な漫画を描くんでゲスよ。ゲッゲッゲ（笑い声）ゲッゲッゲ…ゲゲ・・・うう・・・うううう・・・

大丈夫だよ、お母さん。
きっと素敵な読者さん達が療養中のお母さんの代わりに五冊も六冊も雑誌を買ってアンケートを出してくれるよ！
秋田書店だって判ってくれる…きっと両親が健在なうちに…単行本くらい見せてあげたいなって…
ピカピカの単行本を段ボールに詰め込んで俺が言うんだ…
「これが俺の子供…つまり二人の孫だよ」ってね。


そう…人の心を俺は信じる！
これはつまりそういうことさ。

判るね君たち？

光陰矢のごとし

気がついたら七月も終わりではないですか。
だからあっと言う間だって言っただろ？な！

時間と金は…溶ける…！

花は枯れ
人は老い
いつか微笑みを忘れてしまう…!!

そういったネガティブな発想もありますけど概ね元気です。別に病んでませんよ。

ところで全然関係ないですが、先日プライベートでやってるmixiに
見慣れない足跡がついていたので踏み返してみると
某社の前担当氏でした。
うかつにも日記を公開していたので読み倒してやりましたよ…！

先方もすぐ気付いて「あまり見ないで…」と
メッセージを送ってこられた。
気の毒だとは思いましたが隅から隅まで読んだ後でした。
残念。

なんら不味い事は書いてなかったです。書いて無かったですけど何かちょっと小腹減ったなあ
寿司とか食いたいなあシースー
回ってない奴が好きです。
そういうことなんで関係者の方はくれぐれも内密にお願いします。

しかし三十路の男が嬉しそうに毎日毎日よう日記を書きますな…！
明らかに勤務時間内の更新とかも有ったような気がしますけどそれはあくまで気のせいなのでまったく問題ないはずです。ええ。

さて八月になればいよいよ夏本番ということなので水の事故などには気をつけてください。
震災にあわれました新潟の皆さんが一日も早く
これまでどおりの生活が回復されますよう心から願っております。
それではSEE　YOU　NEXT！

予告

ロゴとか作ってちょっと弄って見ましたが、良くわからない。
四分の三しか表示されてないけどどうでもいいや。

さて、それはそれとして。





週刊少年チャンピオン40号より、「マイティハート」の掲載が開始します。
夏休みの終わりに宿題を溜めた人の現実逃避にどうぞ。

めちゃめちゃ先じゃねえか！とか言うな。
夏は一瞬で終わる。セミとかすぐ死ぬし。

セミよりも長く連載したいのでよろしくお願いします。かしこ。

日常をつづる

「やだ！キモイ人が居る！」
一瞬ギクッとしてキョロキョロあたりを見回した。
レジで順番待ちをしているコンビニの中。
完全に死角から聞こえた声だったのできっと俺のことじゃない。頑張って自分以外のキモイ人を探す。きっとあいつに違いない。うん。なるほどキモイ。絶対俺よりキモイ。

でも良くないと思うよ人のことキモイとかいうのは。もうね、ほんと怖い。そんな文化を作ったのは誰？
外ででかい声で言う事ではないよ。勘弁してください。そんなこという人は今突然ゾンビが現れて食いついたとしても絶対助けてなどやらん。
ゾンビだってきっとそこら辺は汲んでて、お洒落な人から襲い掛かると思う。なんか色彩とか派手そうじゃない。生命力あふれる感じで。
ゾンビ的にもなんかこう、ピンとくるものがあるんじゃないか。
漫画家とかはゾンビ的にあんまり美味しくないというか、生きてるんだか死んでるんだか良くわからないのでとりあえず保留するかと。顔色もなんか仲間っぽいし。ゾンビは僕らの味方。

などとブツブツ呟きながら炎天下を歩く。
ふいに吹き抜ける風に甘い香りを感じて俺は顔を上げた。
どこかでクチナシの花が咲いているのか。
気づけば足元の影も黒々と、空の青は日増しに深くなっていた。

夏が始まるのだ。

俺にはあんまり関係ないけどな。